ペイジェント(paygent)ってどんな決済代行会社なの?

決済代行会社との契約を検討中であれば、ペイジェント(paygent)も、その候補のひとつとして挙がっていることでしょう。
本記事では、ペイジェント(株式会社ペイジェント)とは一体どんな会社なのか、基本情報やその特徴までわかりやすく解説しています。
ぜひ参考にしていただき、事業にあった決済代行会社を選ぶ一助としてくだされば幸いです。

それでは、ペイジェント(paygent)の基本情報をさらに詳しくみていきましょう。

ペイジェント(paygent)の基本情報

ペイジェント(paygent)は、株式会社ペイジェントとして2006年5月1日に設立しました。DeNAと三菱UFJニコスの合弁会社として発足しましたが、2019年1月にDeNAが保有する株式を株式会社エヌ・ティ・ティ・データへ売却。株式会社エヌ・ティ・ティ・データと三菱UFJニコスが50%ずつ株式を保有する会社となりました。

「インターネット上での電子商取引にかかわる収納代行事業」を主な事業とし、WEB決済をメインとしたサービスを提供しています。売上収益は、2017年3月期が約65.5億円、2018年3月期が約74.6億円で、同業他社と売上規模を比較すると、中堅~大手に位置しています。

「収納代行事業」や「決済代行会社」と聞いてもあまりピンとこない方も多いかもしれませんが、インターネットショップ等で発生するキャッシュレス決済取引(クレジットカード支払や携帯キャリア決済など)に関連する処理・手続きを一手に引き受けてくれる会社のことを指します。

複数の決済サービスから最も適したサービスを選定したい場合幅広いサービスの取扱のある決済代行会社が便利です。また、同時に複数のキャッシュレス決済サービスを導入検討している場合クレジットカード決済はA社、携帯キャリアはB社と決済ごとに会社を使い分けてしまうと、結果的に手数料や管理工数がかさんで割高になってしまうケースもあります。
そういった事態を防ぐために、ペイジェント(paygent)をはじめ、決済代行会社は適切な決済サービスを提案してくれるのです。

ペイジェント(paygent)自身は中堅企業ながら、大手企業の導入実績も多数あます。りセブン&アイホールディングスが運営する「オムニセブン」や、航空会社の「バニラエア」、ファストファッション専門のECサイト「夢展望」、「LIXIL」オンラインショップなど多岐にわたり導入事例として紹介されています。
業種は物販・チケット販売・デジタルコンテンツ販売などがメインとなっています。

ペイジェント(paygent)の取扱決済の種類など

ペイジェント(paygent)が取り扱っている決済の種類は、以下の通りです。

・クレジットカード決済
・コンビニ決済
・銀行ネット決済
・ATM決済
・携帯キャリア決済
・後払い決済
・多通貨決済
・銀行振込
・WebMoney決済
・楽天ペイ
・Alipay国際決済
・銀聯ネット決済
・Paidy
・メールオーダー
・Apple Pay
・払込票決済
・口座振替
・Anywhere端末連携

また、ショッピングカートに標準搭載されているカートや、ショッピングカートの管理画面からペイジェント(paygent)決済を選ぶだけで利用が可能なカートもあり、提携カートは以下の通りです。

・PRECS
・MakeShop
・カラーミーショップ
・助ネコ
・QUICK CART
・FreeCart

その他多数のカートに連携しています。
それでは最後に、ペイジェント(paygent)の最大の特徴5つについてみていきましょう。

ペイジェント(paygent)の最大特徴5つとは?

ペイジェント(paygent)の最大の特徴は、以下の5つです。

・決済手段が豊富
決済代行会社を選定する上で重要なのは、その決済種類の豊富さです。
クレジットカード決済やコンビニ決済、携帯キャリア決済など基本的なものを含め、銀行ネット決済やATM決済、払込票決済など、一般的なニーズに耐えうるバリエーションとなっています。

・システムが導入しやすい
どれだけ優れたサービスであっても導入に大幅にコストがかかってしまっては、意味がありません。

・業態に合わせて導入できる機能が豊富
ペイジェント(paygent)では、決済導入方法も豊富で、サーバー間通信によって決済処理を行うAPIモジュールのよる導入や、ペイジェント(paygent)側で用意されている決済画面を使用するASPリンク、お客さんに決済URL をメール送信するメールリンク、その他、管理画面に必要事項を入力することで決済できるサービスや、お客さんの携帯電話番号さえわかればショートメールを使用して決済URLを送信できるSMSなど、既存のECサービスとも多く連携しており、インターネットショップの業態によって適切なシステムを簡単に&早く導入することができます。

・多くの既存ECサービスと連携
既存のECサービスと多数連携しているので、すでに使用しているサービスがあっても簡単に導入できる場合が多いです。

・入金サイクルの速さ
締め日から、最短5営業日で入金できる点も魅力です。
通常でも9営業日で入金可能なので、特に立ち上げたばかりのインターネットショップの場合は資金繰りに助かることでしょう。早期入金オプションを利用することも可能ですし、締め回数を最大4回まで細分化することもできます。

まとめ

決済代行会社・ペイジェント(paygent)について、基本情報から取扱決済の種類、主な特徴にいたるまで解説しました。
決済手段の豊富さと導入の手軽さが売りのペイジェント(paygent)ですが、一度導入すると切り替えるのが面倒なのが決済代行サービスですので、一社だけではなく複数社検討してベストな会社を選択しましょう。

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