SBペイメントサービスとDGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)、決済代行会社に選ぶとしたらどっち?

『SBペイメントサービス』と『DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)』とう2つの決済代行サービスについて、どちらを導入しようか悩んでいる方のために2社のサービスを比較していきます。

自分にあったサービス導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

目次

SBペイメントサービスの強みと特徴

SBペイメントサービスの特徴は、なんといってもその決済サービスの豊富さ。
海外決済(AlipayやUnionPayなど)も取扱いがあるので、海外に支店のある企業でも安心です。
2017年度実績で取扱高2兆円を超えており、その導入実績もなんと10万店舗超えと、信頼と実績の両方を兼ね備えた会社といえるでしょう。

海外に支店のある企業・外資系企業にもおすすめですが、月々の支払が定期的に発生する業種(教室・月額会員サイト・エステなど)にもぴったりです。
月額会費や月謝の決済にとても便利な継続課金に対応しています。

また、CS CART、Welcartなどの各種ECカートにも連携。
既存のECサイトに合わせて、雰囲気を変えないように決済画面をカスタマイズできます。
サポート体制も万全で、業種や扱う商材などによって変わる決済サービスにも柔軟に対応してくれます。不明点・不具合等があればすぐさま解決策を提案してくれるので、決済システムを初めて導入するスタートアップ企業にも選ばれています。

DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)の強みと特徴

元々はクレジットカード決済のみを取り扱う決済代行会社だったDGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)ですが、他企業よりもいち早く電子マネーやコンビニ決済をはじめた老舗です。
創業からの歴史が長く安心感があるだけでなく、セキュリティ面での取り組み(PCI-DSSを業界最速で取得)などが評価され、主に大手企業を中心に取引があります。

paypalや銀聯も早めに取り入れたことから、外資系企業や越境ECサイトを保有する企業などにも導入実績があります。

業界内では比較的従業員数が少ないためか、一度に対応できるリソースは限られているものの、対応は丁寧です。老舗のため古くからの取引先が多く、安心感・信頼感があります。

SBペイメントサービスとDGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)・決済の種類を比較

SBペイメントサービス・DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)それぞれの、提供可能な決済の種類を表で比較してみましょう。
それぞれ多様な決済を用意していますが、SBペイメントサービスでしか扱っていない決済・DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)でしか扱っていない決済もあります。

・SBペイメントサービス
Yahoo!ウォレット決済サービス
プリペイドカード決済
ネットマイル決済サービス
Tポイントプログラム

・DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)
多通貨クレジットカード決済
後払い

後払いとは、DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)が顧客への代金請求・回収業務を代行で行ってくれるサービスのこと。
顧客側にとっても、DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)が間に入ることで商品不着などのトラブルを避けることができるメリットがあります。

SBペイメントサービスとDGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)・費用が高額なのは?

SBペイメントサービス・DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)ともに、発生する費用(初期費用・月額費用・決済手数料など)を詳細に算出するためには、それぞれ見積もり依頼が必要です。
業種・扱う商材によって発生する費用に違いがあるため、公式サイト等でも明確な費用は明記されておりません。

当サイトの比較表を是非参考にしてください。

SBペイメントサービスとDGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)・対応カート

SBペイメントサービス・DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)ともに、既存のECサイトに合わせて、連携しているカートがあれば対応させることができます。

・SBペイメントサービス
CS CART
ダヴィンチカート
ネットショップオーナー5
MobileApps
Welcart
CMS×WP
Apotool forDentist
FUJITSU Business Application SNAPEC-EX
aishipR
株式会社フォーク
w2ソリューション
株式会社ジェナ
ecOrigins
EC Direct
ペイカートプラス
e-shopカートS
CARTSTAR
ウルトコ
Zen Cart Pro
WooCommerce

・DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)
ecbeing
Commerce21
OrangeEC

SBペイメントサービスとDGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)・オプションの充実度

決済の種類以外にも、オプションで選択できる便利なサービスがたくさんあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

・SBペイメントサービス
豊富な決済サービスのほか、マーケティングプラン(プレスリリース配信サービスやSNSマーケティングなど)がオプションで利用できます。また、売上管理ツールも多機能・高性能で大変評判です。
「認知向上」「集客支援」「売上拡大」を3箇条に、より事業拡大に役立つプランをオプションとして利用できるのは、SBペイメントサービスの大きな利点です。
また、ECサイト制作等を請け負ってもらえる事業パートナー紹介制度もありますので、立ち上げたばかりのスタートアップや今後新しいECサイトの展開を考えている事業者などにもぴったりです。

・DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)
広告マーケティング事業を担う「デジタルガレージ」がそのノウハウを活かし、戦略策定から制作/開発、データ分析に基づくPDCA運用まで一気通貫で実施し、事業者視点で課題解決を実施するサービスがあります。
そのほか、サイト内検索エンジンサービスやレビュー投稿・分析サービスなどもあります。

SBペイメントサービスとDGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)・セキュリティが強固なのは?

SBペイメントサービス・DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)ともに、決済代行会社として揺るぎない信頼性を備えています。
SBペイメントサービスは、これまでソフトバンクグループ保有の決済システム・膨大な情報を管理してきており、培ってきたサポート&管理体制は万全のものです。
国際水準を満たすシステム体制でもって、安全に情報を管理・運用・処理します。

DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)は、業界内では老舗の決済代行会社で、その積み上げてきたキャリアと実績がそのまま信頼に繋がっています。
ECサイトでの不正を防ぐ「不正検知サービス」に特化しており、クレジットカードの不正利用やチャージバックのリスクなどを未然に防止する対策も充実しています。

SBペイメントサービスとDGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)・入金サイクルの違い

SBペイメントサービス・DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)それぞれの、入金サイクルの違いについて比較しています。

・SBペイメントサービス
月2回の締め日があり、それぞれ「15日締め→末日払い」と「日締め→翌月15日払い」です。
資金繰りの関係で入金サイクルを調整したい場合は、「早期・複数回入金オプション」サービスを利用することも可能です。
月2回・3回・4回・6回から選べます(事前審査が必要)

・DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)
原則として、月末締め翌月末入金です。
提携しているクレジットカード会社とあらかじめ日程を取り決めている場合は、それに沿った入金サイクルとなります。
また、オプションとして早期入金サービスも用意されています。

SBペイメントサービスを選ぶべきなのはこんな企業!

SBペイメントサービスがぴったりな企業は多岐にわたり、基本的にはオールマイティに対応可能です。
立ち上げたばかりの各ECサイトやコールセンターなど、導入実績が多くあります。

サポート体制に信頼感があり、スタートアップでまだ慣れない状態でも親身にケアしてくれる点は魅力です。
オンライン決済のみではなくオフライン決済の希望者もまだまだ多い業種では、場合に合わせて柔軟に決済種類を用意(提案)してくれるSBペイメントサービスは、頼れる存在となるでしょう。

DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)を選ぶべきなのはこんな企業!

旅行会社、不動産業と相性が良いでしょう。特に海外支店のある旅行会社はDGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)がおすすめです。
オンラインで航空券決済をする場合、DGフィナンシャルテクノロジー(旧 ベリトランス)ではクレジットカードや銀行振込など、顧客の希望に合わせて受け付けることができます。
また、「VeriTrans3G」のカード決済によって、申込みと同時に顧客専用のページを生成することができ、航空券予約後も情報をオンライン上で確認することが可能です。
スタッフとの電話で、実際に相談しながら購入することもできるので、消費者側の安心にも繋がると思います。

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