決済代行でよく見かける決済手段13選

さまざまな決済手段を可能にしてくれる決済代行。しかし、クレジットカード決済や口座振替などはメジャーですが、中には初めて聞く決済手段というものもあるのではないでしょうか。

今回は、決済代行が用意している決済手段を、それぞれ説明していきます。これから決済代行の導入を考えている方は参考にしてください。

クレジットカード決済

クレジットカードを用いた決済手段であり、最も導入の需要の高い決済手段ではないでしょうか。
VisaやMastercardなど、有名なクレジットカードの他にも様々なブランドがあり、代行会社によって扱っているブランドの種類は異なります。
VISA、MasterCard、JCB、American Express(アメリカン・エキスプレス、アメックス)、Diners Club(ダイナースクラブ)の5大国際ブランドが揃っていれば、まず問題はないでしょう。

ネット銀聯決済

中国のクレジットカードのブランドである、銀聯を使ったネット決済です。
銀聯カードは、中国では圧倒的なシェアを誇っており、ネット銀聯決済を導入すれば、中国市場に参入しやすくなります。
中国市場を見据えている事業者にとっては、導入必須の決済手段と言えるでしょう。

口座振替

クレジットカードと並んでメジャーな決済手段の口座振替。
銀行口座から直接引き落とす決済手段ですが、代行会社にお願いするメリットがいくつかあります。
お客さんの口座情報を自分たちで管理しなくてもよい点、自動引き落としも可能なので、継続課金ビジネスでも導入できる点等です。

後払い

後払い決済とは、ネットで買い物をした際に、商品が届いてからコンビニなどで支払いができるサービスで、「NP後払い」などのサービスが有名です。
後払い決済には未回収のリスクもありますが、建て替えて支払ってくれる決済代行業者もあるので、安心して導入できるでしょう。

コンビニ決済

コンビニ決済とは、ネットでの買い物の支払いを、コンビニで行える決済手段です。
クレジットカードを持っていない方でも、どこにでもあるコンビニで気軽に支払いができるようになります。
代行業者を利用することで、複数の種類のコンビニと一括して契約ができるようになることがメリットです。

電子マネー決済

電子マネー決済は、Suicaを始めとした電子マネーを用いた決済手段です。
電子マネーリーダーにカードを近づけるだけで支払いができるため、支払いが速くできるようになります。
単価の低い商材を扱っている店舗を持っている事業者は、ぜひ導入したい決済手段といえます。

ID系決済

idはドコモが展開する決済プラットフォームです。
使った金額を後から支払う「ポストペイ」と、先にチャージして使う「プリペイド」、口座の残高から支払われる「デビット」に対応しています。
クレジットカードと電子マネー、そしてデビットカードが1枚になったような決済手段です。

キャリア決済

キャリア決済とは、ネットで買い物した代金を、携帯代と一緒に引き落とされる決済手段です。
キャリアに登録している4桁の暗証番号だけで決済できるので、簡単に決済が完了します。
代行会社を利用することで、3大キャリアと一括して契約することが可能です。

代引き

代引きとは商品を受け取った時に、届けてくれた配送会社に料金を支払う決済手段で、クレジットカード決済に次ぐシェアだと言われています。
日本郵便が「ゆうパックコレクト」という名前でサービスを展開しており、代行業者を利用することで、様々な配送会社の代引きサービスが利用できます。

Paid決済

Paidとは、BtoB取引における与信リスク評価、請求書発行、入金確認、督促業務などを代行してくれて、未入金があっても100%保証してくれるサービスです。
BtoB取引がある業者では、Paid決済に対応している代行業者を選ぶのがおすすめです。

Apple Pay , Google Pay

Apple Pay、Google PayとはそれぞれApple、Googleが展開している決済手段です。
iPhone、Androidスマホでクレジットカードと連携することで、スマホでの決済を簡単にしてくれます。
先に登場したApple Payに対応している代行業者は多いですが、後から登場したGoogle Payに対応している代行業者は少ないのが現状です。

PayPal

PayPalとは、あらかじめPayPalアカウントにクレジットカード情報や口座情報、個人情報を登録しておけば、ネットで買い物する時にPayPalのIDとパスワードだけで決済できるサービスです。
海外ではメジャーな決済手段なので、海外市場を見据えている事業者には、おすすめの決済手段と言えるでしょう。

Pay-easy

Pay-easyとは、ネットで買い物をする際などに、登録しているインターネットバンクの口座から、直接支払いができるサービスです。
ネットでの支払いだけでなく、Pay-easyマークの着いているATMであれば、キャッシュカードや現金での支払も可能です。

まとめ

代行業者は様々な決済手段を用意していますが、それだけ決済手段に対するニーズが多様化していることを表します。
クレジットカード決済が最もメジャーですが、今の時代では、クレジットカード情報を入力するのが不安だという人がいるのも事実です。
決済手段を増やすことは、それだけ多くの方の決済ニーズを満たすことにもなるので、ビジネスチャンスにも繋がります。
ぜひ、自分のビジネスに会った決済手段を取り入れましょう。

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