決済数?導入実績?SBペイメントサービス vs ペイジェント(paygent)徹底比較!

決済代行会社のSBペイメントサービスとペイジェント(paygent)。大手決済代行会社である2社は、キャッシュレス決済を導入する際の比較対象として名前のあがる決済代行会社でもあります。
ペイジェント(paygent)は実店舗への対応はなくオンラインのみ対応となる決済代行会社ですが、SBペイメントサービスはオンラインと実店舗どちらにも対応。
おそらくSBペイメントサービスとペイジェント(paygent)のどちらかで悩んでいるという方は、「オンラインだけだからペイジェント(paygent)でも良いけど、SBペイメントサービスの決済種類の多さにも惹かれる…」という理由で悩んでいるのではないでしょうか。
そこで、SBペイメントサービスとペイジェント(paygent)それぞれの良さ等を比較してみようと思います。

SBペイメントサービスって?

SBペイメントサービスはソフトバンクの子会社。
SBペイメントサービスの最大の良さは、やはり決済種類の多さです。
大手決済代行会社の中では珍しく、Visa、MasterCard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverの6大国際カードブランドと銀聯(UnionPay)ネット決済、Apple PayやGoogle Payなど幅広い支払い方法を取り扱っています。
SBペイメントサービスは端末、オンラインどちらにも対応しており、端末は法人個人事業主、オンラインは法人のみの対応となっております。対応支払い方法が豊富なだけでなく、プレスリリース配信やSNSマーケティングサービスのセット提供など、事業者さまのサービス認知向上で売上拡大へ導いてくれるのも人気の秘密。
更に、クレジットカードなどの不正使用に対する不正検知サービスを付帯しています。万一何かあった際には年間10万円までチャージバックをする保証も付き、被害を最小限に抑えることもできるなど、決済種類の多さに加え初心者にも優しいサポートをしてくれるのがSBペイメントサービスです。

ペイジェント(paygent)って?

ペイジェント(paygent)は三菱UFJニコス×NTTデータグループの決済代行会社。
ペイジェント(paygent)の良さは、決済前から決済後までのきめ細やかなサポート、そして主要なECサービスと連携も豊富です。
導入しやすいシステムと多様な利用方法があることもメリットで、メールで決済画面を送る方法からシステムへの組み込みまで様々な利用方法を選択できます。
国内2拠点のデータセンターも持っているため、巨大地震など大規模災害時の備えもしっかりしており、万一の際にも安心です。
オンラインのみの対応ですが、大手サイトから中小サイトまで約6000社の導入実績があることも魅力のひとつではないでしょうか。

それぞれの比較

《決済種類》
決済種類が多いのはSBペイメントサービスです。
SBペイメントサービスは、オンラインでは電子マネーやプリペイド決済まで取り扱っています。

《費用》
SBペイメントサービス、ペイジェント(paygent)共に決済手数料、初期費用、月額費用の見積もりが必要となります。
モバイル決済サービスなどはこれらを公開していることも多いですが、決済代行会社ではほとんどが見積もり後になるため、気になる方は連絡してみるのが良いでしょう。

《対応カート》
SBペイメントサービス、ペイジェント(paygent)それぞれの決済カートは以下の通り。

カートはECサイトを立ち上げるにあたって、そこで足止めをして決済まで行くか行かないかという重要なポイントでもあるので、オンライン決済導入時にはカートから選ぶ方も多いよう。

会員登録設定やクレジットカード決済がややこしくないか、ポイント、クーポンなどのオプションが豊富かどうか、また自由度やデザイン性によっての運営がしやすさも選ぶ際のポイントになります。
自店が目指すサイトはどんなものかを想像しながら決めると良いでしょう。

《周辺サービス》
決済を導入する際には、周辺サービスも同時にチェックしておきましょう。

SBペイメントサービスなら、最初にも少し触れたようにマーケティングプランや不正検知サービスの付帯。お客様へメール、SNS、QRコードを通じて請求をご案内してオンラインで支払いできるメールリンク型サービスなどがあります。

ペイジェント(paygent)も最初に少し触れましたが、メールで決済画面を送る方法からシステムへの組み込みまで多様な利用方法を選べるサービスや早期入金サービス、ECサイトを初めたばかりの方々のためのコラム掲載などといったサポート力が高いことも人気の理由となっています。

《セキュリティ》
日本では、平成28年に安全・安⼼なクレジットカード利⽤環境を実現するため、割賦販売法が改正されました。
割賦販売法では、「①カード情報の漏えい対策」「②偽造カードによる不正使⽤対策」「③ネット取引における不正使⽤対策」を義務化しており、決済代行会社では主に「①カード情報の漏えい対策」「③ネット取引における不正使用対策」について対応しなければなりません。
SBペイメントサービスもペイジェント(paygent)もこれらを踏まえた上で非保持化やPCI DSS準拠、カード情報の暗号化等の対策をしています。

《入金サイクル》
SBペイメントサービスは、通常月2回、15日・末日締め、末日・翌月15日入金となります。
しかし、早期・複数回入金オプションとして月2回〜月6回を選択可能です。

一方ペイジェント(paygent)は通常月1回、9〜10営業日後に入金です。
ペイジェント(paygent)もまた月2回〜4回締めを選択でき、その後5〜6日営業日後に入金となる早期入金オプションが用意されています。

SBペイメントサービスを選ぶべき企業とは?

ではSBペイメントサービスはどんなことを求めている企業が選ぶべきなのでしょうか。
例えば、実店舗とオンラインどちらも運営している企業、または様々な決済方法から導入する決済を選びたいという企業におすすめです。
実際導入した企業の方の導入事例から、「ECサイトのスマートフォン対応」「3社まとめてのキャリア決済」、他にも企業が求める要望に応える形で決済導入をサポートしているようです。
企業の求めるビジョンを形にしてくれるのがSBペイメントサービスと言えるでしょう。

ペイジェント(paygent)を選ぶべき企業とは?

連携サービスが豊富なペイジェント(paygent)。連携サービスを利用したい企業、モジュール組込タイプを利用したい企業様が選んでいるようです。 またペイジェント(paygent)にはペイジェント(paygent)オンラインという管理ツールがあり決済手段を一括管理できるため、事務負担を減らしたい企業様にもおすすめです。
SBペイメントサービスに負けず劣らず幅広い面で柔軟に対応しているので、初心者の企業様にも安心です。

新着記事