SBペイメントサービスにおける店舗向け決済サービスの導入方法と発生する費用・手数料について解説
「SBペイメントサービスを活用すると決済が格段に楽になる」このようにいわれるケースが多いように、SBペイメントサービスは店舗での支払いをスムーズに行えると話題になっています。
とはいえ、サービスの具体的な内容がわからなければ導入をためらう人も多いことでしょう。
そこで今回は「SBペイメントサービスの導入方法と発生するコスト」についてご紹介します。
3分程度で読めるうえに、SBペイメントサービスを店舗に導入した際のイメージが明確になるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
SBペイメントサービスとは
SBペイメントサービスとはソフトバンクが提供する決済サービスのことです。
具体的に提供する主な内容は次の2つです。
・クレジットカードで支払う「オンライン決済サービス」
・店舗や訪問販売でクレジットカード決済ができる「端末決済サービス」
支払いをよりスピーディーかつ、手軽に行えます。
SBペイメントサービスの最大の特徴は「圧倒的な実績数」です。
導入している事業者数は110,000店舗以上もあります。
導入企業のジャンルも幅広く、生活雑貨からオンラインゲームの有料会員費まで多岐にわたります。
VisaやMasterCardをはじめとした国際ブランドを得ているため、信頼性が高いのもポイントです。
◇SBペイメントサービスを導入するメリット
SBペイメントサービスを導入するメリットは主に次の5つです。
・さまざまな事業形態に対応可能
・集客支援プランの充実
・OEMアライアンス・パードナーモデルの実施
・万全なセキュリティ
SBペイメントサービスはさまざまな事業形態に対応しています。
具体的に導入可能な決済は次のとおりです。
・クレジットカード決済
・コンビニ決済
・ペイジー決済
・キャリア決済
・電子マネー決済
・ネット銀行決済
・楽天ID
・PayPal
また、お客様を集めるためのマーケティングに関するサポートや、インターネット上での不正使用を減らすためのサービスも無償で提供しています。
各企業のニーズに沿ったプログラムを提供する「OEMアライアンス・パートナーモデル」を実施している点も大きなメリットといえるでしょう。
導入企業に安心して利用してもらうために、セキュリティ体制も万全です。
国際的セキュリティ基準「PCI DSS」の安全準拠認定も取得しているため高い信頼性が期待できます。
店舗向け決済サービスの種類と導入の流れ
SBペイメントサービスの店舗向け決済サービスの種類は次のとおりです。
・モバイル型決済端末
・マルチ決済端末
・QRコード端末
モバイル型決済端末は店舗のスマートフォンやタブレットを活用して、クレジットカード決済ができる端末です。
初期費用や月額費用がかからず、コストをおさえて導入したい企業や店舗に向いています。
マルチ決済端末は、1つの端末で「クレジットカード決済」「電子マネー決済」「QRコード決済」に対応しているのが特徴的です。
幅広い決済方法に対応したい店舗にぴったりといえるでしょう。
最後に「QRコード端末」はQRコード決済に特化した端末です。
専用の端末にS!canアプリをインストールすることで簡単に導入することができます。
また、スマートフォンでもアプリを取り入れることで手軽に使用できるなど、さまざまな方式で提供されています。
QRコード決済が普及している国のお客様を対応する場合には、役立つこと間違いありません。
◇導入の流れ
店舗向け決済サービスを導入するには次の5つのステップが必要です。
ステップ1:WEB・電話での問い合わせる
ステップ2:加盟店審査を受ける
ステップ3:費用を支払う
ステップ4:端末を受け取る
ステップ5:利用開始
導入するためには、WEBもしくは電話から問い合わせましょう。
SBペイメントサービスのホームページに問い合わせ先が記載されています。
申し込みが完了し加盟店審査を通過したあとは、端末決済サービスの利用に必要な金額を支払いましょう。
入金を確認されたら端末が郵送されます。
商品を受け取ってセットアップが完了したら導入完了です。
SBペイメントサービス導入に伴う費用や手数料について
SBペイメントサービスの導入にかかる手数料は端末によって変わります。
目安として、次の表をご覧ください。
決済手数料については、LP-PCR2.1 BTの場合はクレジットカード決済手数料3.24%からとなっています。
また、VEGA3000の場合はクレジットカード決済の場合は3.24%から、電子マネーの場合は2.90%からとなっています。
また、VEGA3000、コード決済アプリS!can、SUNMI、コード決済APIの場合はQRコード決済が可能となり、決済手数料は2.00%からとなっています。
なお、決済手数料についてはサービスを利用する業種によって違ってくるため、詳しくは公式ホームページにて確認するようにしましょう。
その他費用につきましては以下の表を参考にしてください。
LP-PCR2.1 BT | VEGA3000 | コード決済アプリS!can | SUNMI | コード決済API | |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 5,000円~ | 5,000円 | 0円 | 30,000円 |
月額費用 | 0円 | 1,500円~ | 300円~ | 300円~ | 20,000円~ |
トランザクション費用 | 0円 | ※1 | 0円 | 0円 | 0円 |
端末費用 | 21,000円 | 59,800円 | - | 35,000円 | - |
※1 クレジットカード決済:5円、電子マネー決済:0円、QRコード決済:5円
上記の表からわかるように端末の種類ごとにかかるコストは変わります。
希望の種類があれば、ホームページをチェックしてみるとよいでしょう。
なお、現在、政府ではキャッシュレス決済の普及を目的とした「キャッシュレス・消費者還元事業」という施策をとっておりSBペイメントサービスも参加企業として登録されています。
同事業の参加企業経由で決済手段を導入した場合2019年10月から2020年6月までの期間に限り決済手数料が2.16%以下になる優遇処置の他にもさらに、期間中は端末費用も0円となるためキャッシュレス導入を検討している事業者の方は、この機会の参加をおすすめします。
まとめ
SBペイメントサービスはソフトバンクの提供する決済端末サービスです。
「オンライン決済サービス」と「端末決済サービス」にも対応し、スムーズな支払いが期待できます。
対応決済サービスもさまざまで、クレジットカード決済だけではありません。
端末によっては初期費用をおさえて導入することも可能です。
決済サービスの導入を検討している企業担当や店舗の方は、今回ご紹介した内容を参考にしてSBペイメントサービスも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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