多様な決済を一括導入！決済代行って一体なに？

キャッシュレス決済の多様化が進む中、どんな決済を導入したら良いのかと未だに悩んでいる事業者の方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方々が頼るべきは、ニーズに合ったアドバイスやサポートをしてくれる「決済代行会社」です。
しかし「そもそも決済代行会社って？」と疑問に思っている方もいらっしゃると思います。
そんな方々のために、今回は決済代行会社とは？といった初歩的な部分からメリット、決済代行会社別の違いまでお伝えしていきます。

決済代行とは？

決済代行会社（決済代行サービス）とは、クレジットカードやコンビニ決済、銀行振込等、複数の決済をまとめて導入できるサービスのことを指します。
キャッシュレス決済を導入する際、誰に頼めば良いのか、どのような手続きをすれば良いのかわからない方のため、事業者と会社の間に入り様々な手続きを代わりにしてくれます。
最近は決済手段も多様化しているため、決済代行サービスを利用して一括で複数の決済サービスを導入する事業者がほとんどです。

決済代行会社を利用するメリット

決済代行会社を利用することで、様々なメリットがあります。

・多様化する決済サービスの契約を一本化できる
・締め日を一本化できる
・幅広い運用のサポートしてもらえる
・中小企業は特に、個別で契約するよりも決済手数料が安価になる傾向がある
・複数の決済サービスを契約するための時間が省けるので、その分店舗の営業に力を入れることができる

上記のように、決済代行を導入するに伴い、経営面でのサポートも充実しています。
資料やネットの情報だけではわからない部分は直接担当の方に聞くことも可能なので、疑問に思っていた部分を解決し、知識を得た上で導入できることもメリットです。

大手決済代行会社一覧とその違い

ここまで読んで「それなら決済代行会社に頼もう！」と思った方もいらっしゃるでしょう。

しかし、決済代行会社も1社や2社ではありません。それぞれに特徴があり、決済代行会社によってできることも少しずつ異なります。そのため、できれば複数社の特徴を知った上で自分の店舗にぴったりな決済代行会社を選ぶことをおすすめします。

まず基本的に、決済代行会社はオンライン決済（例えばECサイト等）と対面決済（店舗利用）に分かれます。

オンラインと対面で決済手数料やその見積もり方法も異なり、例えばオンライン決済では商材や流通額（取扱高）や個人、法人などによって見積もりが異なることも多くあります。一方で対面形式での決済の場合は、端末を利用するためカードブランド毎に固定の料率になっている場合がほとんどです。

また個人事業主、中小企業、大手等、強みにしているターゲットも異なるため、それらの見極めも重要です。

下記は、主要決済代行会社とモバイル決済サービスの一覧です。

さらに、各社で行っているサポートも様々なので、自店でどのようなサポートが必要なのか「これだけは譲れない」ということなどを事前にピックアップした上で調べることで、より自店に合った決済代行会社を見つけることができるのではないでしょうか。

決済代行の導入の費用と方法

決済代行では、オンラインがオフライン（対面）かによって、導入方法や費用も変わってきます。

《オンライン》
導入方法：特定のECカートを利用している場合、利用サービスへの対応可否を確認の上、複数の大手決済代行会社複数社に資料請求をすることをおすすめします。このとき、1社だと比較対象もなく損をしてしまう場合もあるため、少なくとも2社以上の資料請求をすると、相場やそれぞれのメリット・デメリットも見えてくるでしょう。
資料請求後、各種費用のお見積りや審査、サイトへの組み込みを経て実装が完了されます。

費用：オンラインの場合、決済手数料・初期費用・月額費用等、見積もりになるケースも多いです

《オフライン》
導入方法：モバイル決済サービスの場合、ほとんどはwebからの申込み後に審査を行い端末を購入（レンタルの場合もあり）、その後セットアップをすれば利用可能となります。現在は各社でキャッシュレス推進に伴う端末無料キャンペーンを行っているところも多く、端末価格が実質0円の場合もあるため、気軽に導入できるようになっています。

決済代行会社を介する場合は、様々な手続きの上で決済代行会社から端末が送られてきます。モバイル決済サービスでもサポートはありますが、決済代行会社は特にそのあたりのセットアップなどのサポートもしっかりしてくれるので、安心して導入することができるでしょう。

費用：決済手数料は固定のことがほとんどです。モバイル決済サービスの場合初期費用も安価になります。