連携に強い!ソニーペイメントサービスの強みとは?
決済を導入する際に利用する「決済代行会社」。
決済代行会社にもセキュリティに特化したところや導入後のサービスに特化したところ、マーケティングサービスに特化したところなどそれぞれ特徴があり、導入時の目的によって選ぶ決済代行会社が変化してくると言われています。
そんな中、今回は主要済代行会社の中でも大手企業に人気があると言われている「ソニーペイメントサービス」をご紹介します。
目次
ソニーペイメントサービスのサービス内容とは
ソニー銀行株式会社の子会社であるソニーペイメントサービスは、ネットでのクレジットカード決済を安全かつ迅速に実現する決済代行会社です。
対応している決済方法は以下の通り。
・クレジットカード:5大国際クレジットカードブランド(VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)
・Apple Pay(アップルペイ)
・Google Pay
・外貨決済
・銀聯カードネット決済代行
・コンビニ決済代行
・Pay-easy(ペイジー)銀行振込
・口座振替
・後払い決済代行
・キャリア決済代行
・電子マネー決済代行
・楽天ペイ(オンライン決済)
・テンキーパッド端末カード決済
・Pay TG 端末カード決済
ソニーペイメントサービスは基本的にWEBに対応した決済代行会社ですが、対応決済一覧に実店舗用の端末決済の用意があったり、対面・実店舗向け決済サービスに関する問い合わせフォームもあることから、実店舗への対応もできそうです。
対象は、法人、個人事業主。決済手数料や導入費は問い合わせ後の把握となります。
ソニーペイメントサービスと他社との違いって?
ソニーペイメントサービスの主な強みは、セキュリティ面に優れていること、ビジネスパートナーとの連携が豊富なことです。
まず、セキュリティ面では以下のようなことにこだわっています。
■認証アシストサービス
消費者が購入時に本人属性情報とセキュリティコードについてオーソリゼーション(カードが利用できるかどうかの事前承認)と同時に接続しているカード会社が保有する会員情報にマッチングが可能。
オーソリゼーションと認証を同時に行うため、スピード認証が可能。消費者を決済画面から逃しません。またこの認証アシストサービスでは本人であれば必ず知っている本人属性情報を使用するため、悩むことなく入力できます。
■3Dセキュア
3Dセキュアとは、VISA、Mastercard、JCB、American Express の国際クレジットカード4ブランドが推奨している本人認証サービスのこと。
あらかじめ発行会社に登録しているパスワード認証を行うことで、カードの不正利用を防止します。
各ブランドでその名称は異なり、VISAでは「VISA認証サービス」、MasterCardは「MasterCard SecureCode™」、JCBは「J/Secure™」、American Express では「American Express SafeKey」と呼ばれています。
■チャージバック
チャージバックとは、オンラインショップ利用時にカードの不正利用があった場合、第三者によるクレジットカードの不正利用等の理由でクレジットカード会社が加盟店に対して代金を返金することです。
■不正検知サービスFraud Finder(フロードファインダー)
ソニーペイメントサービスには、不正使用を検知する不正検知サービスもあります。
Fraud Finderは、不正使用が疑われる取引を配送前の段階で特定し、チャージバック被害を軽減するだけでなく、運用コストの削減、実行計画で求められる不正使用対策への対応、不正使用対策の強化等、メリットがたくさんあります。
他社でもセキュリティ面に力を入れているところはありますが、ソニーペイメントサービスでは特にソニーペイメントだからこそできるセキュリティ対策などもあり、それぞれへの説明も丁寧。
基本的にセキュリティ面などは難しい説明がなされているサイトも珍しくはないのですが、ソニーペイメントサービスはそれぞれの画像付きでセキュリティ対策の説明がされているので、想像しやすい内容になっています。
また、ソニーペイメントサービスは、連携サービスも充実しています。
システム構築、サイト構築パッケージ、デジタルマーケティング支援・セキュリティ、フルフィルメントサービス・その他総合サービスと、様々な連携サービスがあるため、事業形態に合わせたサービスやシステム開発を叶えます。
さらに主要カード会社16社、21ブランドとダイレクトにネットワーク接続をしていることで、高速レスポンスが実現し、オーソリゼーションの処理速度はなんと約1秒!大容量処理にも対応した圧倒的な処理速度はソニーペイメントサービスの売りのひとつです。
このように、セキュリティ面や連携サービスの充実、対応決済種類も多く、WEBだけでなく実店舗も対応(※要問い合わせ)など、メリットの多いソニーペイメントサービス。
ECビジネスとともに成長してきた会社でもあるので、規模も大きく、多様な事業者様にサービスを提供しているという信頼感もあります。
弱みがあるとすれば、6大国際クレジットカードブランドに対応していればなお良かったな…というくらいでしょうか。
金額面はわかりませんが、他の部分では総合的にかなりバランスの良い決済代行会社と言えそうです。
ソニーペイメントサービス、導入の流れ
モバイル決済サービスと違い、決済代行会社は基本的に問い合わせからの導入となります。
ソニーペイメントサービスでは以下のような導入順序となります。
資料請求と問い合わせ(事業者)→サービス案内・見積もり(ソニーペイメントサービス)→申込み(事業者)→契約(ソニーペイメントサービス)→システム開発(事業者)→開発・アプリテスト(ソニーペイメントサービス)→稼働
といった流れです。
ここまでの流れで最短2週間ほど。料率の交渉などがある場合はもう少し時間がかかる場合もあります。
まとめ
独自のサービスで、大手企業を中心に導入されている決済代行会社「ソニーペイメントサービス」。
システムやセキュリティを重視したい、なによりも安定感と信頼感がある決済代行会社を選びたいと考えている方は、一度資料請求や問い合わせをしてみてください。
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