Square(スクエア)とSTORES 決済(旧:Coiney)の特徴を元に比較!導入するならどっちがおすすめ?

決済代行サービスを導入するに当たって、どこか敷居が高い印象がありますよね。
新しい機器を導入して、その使い方を覚えたりするのが面倒という方も多いのではないでしょうか。
しかし、最近では電子決済も広く普及しており、多くの店舗で導入されています。
その中で、特にSquare(スクエア)とSTORES 決済(旧:Coiney)は導入しやすいサービスとして人気を博しています。
ここでは、それぞれの特徴を元に比較し、導入する上で必要となる情報を紹介します。

まずはSquare(スクエア)とSTORES 決済(旧:Coiney)の特徴を知ろう

はじめに、Square(スクエア)とSTORES 決済(旧:Coiney)という決済代行サービスの詳細について紹介します。

◇Square(スクエア)
Square(スクエア)は、「カード決済できるのは当たり前。」をコンセプトとしたサービスです。
シンプルさを追求して、より利用しやすいサービスを提供しています。
また、端末自体もシンプルで使いやすく、それでいてユニークなものとなっているのが特徴的です。
商品管理、タイムカードの打刻などの機能も付属させることができ、業務において劇的な変化をもたらしてくれます。

◇STORES 決済(旧:Coiney)
STORES 決済(旧:Coiney)は、ハンディタイプの専用端末を用いて、簡単に決済できる点が魅力的です。
アプリと専用端末の組み合わせによって、誰でも簡単に導入することができます。
中国の観光客向けのサービスを提供しているなど、グローバルな目線でサービス提供しているのも特徴的です。

比較ポイント①:費用について

Square(スクエア)とSTORES 決済(旧:Coiney)は、どちらかといえば小規模なお店でも手軽に導入しやすいようなサービスとなっています。
そこで気になるのが、費用面です。
いくら魅力的なサービスを提供していても、費用面で折り合いがつかなければ意味がありません。
それぞれの費用は、以下の通りです。

Square(スクエア) STORES 決済(旧:Coiney)
初期費用 32,980円~ 19,800円~
固定費 不要 不要
決済手数料 3.25%~3.74% 3.24%~3.74%
オプション 品質管理
勤怠管理
STORES 決済(旧:Coiney)スキャン
STORES 決済(旧:Coiney)ペイジ

両社ともに、決済デバイスを導入する費用がかかります。
Square(スクエア)の場合は、本格的なレジに近いセットとなるので、32,980円かかります。
ただ、キャンペーンなどによって無料で提供されることもあるので要注目です。
固定費に関しては不要で、両社ともに決済手数料のみがかかる仕組みとなっています。
決済手数料は、STORES 決済(旧:Coiney)の方が若干低い決済方法が用意されています。

比較ポイント②:サービス内容について

Square(スクエア)とSTORES 決済(旧:Coiney)では、次のような決済方法が用意されています。

Square(スクエア) STORES 決済(旧:Coiney)
決済方法 クレジットカード決済
ICカード乗車券決済
パソコン決済
請求書・継続課金
クレジットカード決済
ICカード乗車券決済
WeChat Pay

両社ともに、クレジットカード決済とICカード乗車券決済に対応しています。
特に、ICカード乗車券決済は手軽に決済できるとあって利用者を増加させることができるチャンスとなります。
Squareの場合は、パソコン決済や請求書・継続課金も可能です。
月々の会費などを手軽に請求できるのでとても便利な仕組みを採用しているといえます。

STORES 決済(旧:Coiney)では、WeChat Payに対応しているのが特徴的です。
特に中国で利用されているWeChat Payを導入すれば、多くの外国人観光客に向けて決済も容易に行うことができます。
その他サービスとしては、Squareでは会計アプリやEコマース、在庫管理、スタッフ管理などのアプリと連携しやすい設計となっています。

比較ポイント③:導入スピードや入金サイクルについて

すでにセット内容が決まっているSquare(スクエア)とSTORES 決済(旧:Coiney)のサービスですが、実際に導入スピードや入金サイクルはどのような設定となっているのでしょうか。
両社における導入スピードと入金サイクルは、以下の通りです。

Square(スクエア) STORES 決済(旧:Coiney)
決済方法 最短7営業日~ 最短8営業日~
入金サイクル 三井住友銀行,みずほ銀行:12:00 ~23:59までの決済分が、決済日の翌営業日に入金
その他金融機関:毎週水曜日で締め、同じ週の金曜日に合算で入金
・自動入金 (末締め、翌月20日払いを設定)
・手動入金 (月6サイクルに合わせて、振込依頼の操作を行う)

Squareの場合、既存のデバイスを使用するのであれば、アカウント開設後即日で利用することができます。
但し、JCBなどのクレジットカード決済を利用したい場合には、審査期間を含めて7営業日程度かかります。
入金に関しては、三井住友銀行やみずほ銀行の場合、基本的には翌日に、その他金融機関では週一回の入金となります。

一方のSTORES 決済(旧:Coiney)では、申し込み時に一次審査を受ける必要があり、その後クレジットカード会社の審査があります。
ただ、端末を受け取るまで最短6営業日と、比較的スピーディーに導入が可能です。
入金については、自動入金と手動入金から選ぶことができます。

まとめ

Square(スクエア)とSTORES 決済(旧:Coiney)は、個人商店などでも本格的な決済を行うことができる魅力的なサービスです。
最小限のセットアップで構成することも可能ですし、魅力的なオプションをつけることでより利便性を高めることもできます。
Squareは、各種アプリとの連携を取りやすく、基幹システムとして活用することもできます。
また、STORES 決済(旧:Coiney)は、海外のお客様向け決済サービスが充実していて、よりビジネスの幅を広げることもできます。
しっかりと両社のよい点を見極めて、自社に適切なものを導入しましょう。

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