Airペイ(エアペイ)の導入に伴う手数料や費用とは？導入のメリットについてもご紹介

AirペイはiPhoneやiPad専用のキャッシュレス決済サービスです。
決済手数料は業界最安値水準で、初期費用以外は一切料金が掛かりません（キャンペーン期間中は初期費用無料の場合あり）。
POSレジアプリとして最も人気のあるAirレジにも対応しており、これから電子マネー、クレジットカード、各種ポイントカード決済の導入を検討している企業や店舗の方におすすめのサービスです。

今回はキャッシュレス決済の導入を検討されている事業者の方向けにAirペイを導入する方法やメリット、費用や手数料についてご紹介します。

Airペイ(エアペイ)とは？

Airペイとはリクルートグループが提供している決済サービスのことです。
iPadやiPhoneとカードリーダー1台を使用するだけで簡単に決済を行うことができます。
Airペイの特徴としては、業界最安水準の手数料や導入までの手軽さなどが挙げられます。
また、関連サービスとして、レジや在庫管理などの業務を効率化する「Airレジ」や、WeChat PayなどのQR決済に対応している「Airペイ QR」、ひとつの端末で複数のポイントサービスを導入できる「Airペイポイント」などさまざまなサービスも展開しています。

◇導入する流れと必要なもの
導入に必要なものは、iPhoneまたはiPadのいずれか1つ、そしてAirペイ申し込み後に送られてくるカードリーダーだけです。
導入の流れとしては、Airペイの公式サイトから申し込み画面にて必要事項を入力して送信、通常3日程度で審査が完了し、審査通過後、登録した住所に専用のカードリーダーが送られてきます。
iPadまたはiPhoneにAirペイアプリのダウンロードを行って初期設定をすれば、すぐにAirペイの利用ができます。

Airペイ(エアペイ)を導入するメリット

Airペイを導入することにより、現金払いだけでなくクレジットカードはもちろん、電子マネーやポイントカードの利用が可能になります。そのため、顧客の機会損失を防ぎ、売り上げにつながるチャンスが増えます。
たくさんある決済サービスの中でもAirペイが特に優れている点は以下の3つです。
・豊富な決済方法
・エアレジとの連携により管理が簡単になる
・大手グループによる運営で安心して利用できる
それぞれについてご紹介します。

◇豊富な決済方法
クレジットカード、電子マネー、QR決済に対応していますから、お客様の支払い方法に広く対応することができます。
特に、利用者が爆発的に増え始めている電子マネー決済を利用できる点はAirペイならではの魅力といえます。

◇Airレジとの連携により管理が簡単になる
高額で広いスペースを必要とするPOSレジに代わって、小売店を中心に利用数が増えたPOSアプリ「Airレジ」。
Airペイは、このAirレジとの連携が可能です。売り上げ状況や在庫管理、分析などの豊富な機能があり、お店の管理ソフトとして重宝することができます。
このPOSアプリと連動して使えるAirペイを利用することで、管理がより簡単にできるといったメリットがあります。

◇大手グループによる運営で安心して利用できる
Airペイの運営元は、リクルートグループです。
もしもの時のトラブルや困った時のサポートは、大手企業の万全な体制により保証されていますから、初めての決済サービス導入でも安心して利用することができます。
わかりやすくて読みやすいAirペイの利用手引きと説明書もついているので、大抵のことはサポートサービスを利用しなくても解決できます。

Airペイ決済サービス導入に伴う費用や手数料について

クレジットカード決済の場合の手数料は、Visa、Mastercard、American Expressが3.24%、JCB、Diners Club、Discoverは3.74%、さらに、SUICAやPASMOといった交通系電子マネーの手数料も3.24%と他の決済サービスと比べて、業界最安水準の取引ができます。
また、キャッシュレス決済の普及を目的とした政府の施策、消費者還元事業者登録をすることで、期間中の決済手数料が2.16%（2019年10月から2020年6月末まで）まで低減されます。
(キャッシュレス・消費者還元事業に参加申請を行っている決済事業者のみ低減)

決済手数料以外の月額固定費や振込手数料等は一切ありません。
また、2019年7月現在では「キャッシュレス0円キャンペーン」が実施されており、カードリーダーだけでなくiPadも無料で受け取ることができます。
このように実質0円で導入が可能となる一方で注意点もあります。
iPadとカードリーダーを受け取った後に利用しなかったり、解約をしたりすると受け取ったiPadとカードリーダーの端末代及び、諸経費が発生します。
他にも契約違反をした場合なども費用が発生するため、事前にホームページの注意事項を確認しておきましょう。

まとめ

Airペイの決済手数料は業界最安値水準で、キャンペーン期間中なら専用のカードリーダーやiPadも無料で手に入れることができ、一切費用を掛けずに利用を始めることができます。
振込手数料や月額固定費等も一切ないので、余計な経費をかけずにキャッシュレス決済を導入できます。
一方で、利用しなかったり、解約したりすることで費用が発生することもあるため、事前に公式サイトの注意事項を確認しておくことが大切です。
今後はオリンピックの開催による外国人旅行客の増加に伴い、売り上げを上げるチャンスが増えます。
キャッシュレス決済が当たり前の外国の支払い文化に対応しておかなければ機会損失を招き、せっかくのチャンスを逃してしまう可能性もあります。
政府もキャッシュレス決済の導入を後押しする施策を開始しており、手数料の一部を負担してくれますので、注意事項をよく確認したうえでAirペイの導入を検討してみてはいかがでしょうか。